Celadon Ewer with cover/秘色釉劃花牡丹文水注


Celadon Ewer with cover五代十国時代に入ると、呉越国王の銭氏 は宮廷専用のいわゆる『官窯 (かんよう)』の 始まりである専用窯を設け、より精緻で完成 度の高い越州窯秘色青磁を焼成させた。 この作品は、澄んだ淡い青色を帯びた釉 が薄く全面に均一に掛かり、端正な中にも優 雅さを兼ね備えた造形がその色調と調和し て、まさにこれが官窯磁器であると言わんば かりの気品と高貴さを兼ね備えている。 彫りの深い劃花牡丹文は後の諸窯に多大 の影響を与えるが、釉薬の技術は柴窯→汝 官窯へと伝えられる秘密の技術である。[:zh][:]